そのペンを忘れないようにメモをしたというのだが、そのままでは意味がわからない。
「たしか…ひとふで書きにしたのです」とこのメモを書いたホテルの女主人、マーガレットさんは言うのだが…
使えるペンはどれだろう?
ひとふで書きは知っているよね?
図形のどこか1点からスタートして、1度も途切れることなくすべての線を描く。
同じ線を2回通ってはダメだが、交差は何度通ってもよい。
さて、このメモもひとふで書きだ。
まずはどこからスタートするかを考えよう。
「ロ」か「ク」から読み始めれば、ひとふで書きで読めるようだ。
ヒント1のひとふで書きのルールにあるように、線は1度しか通れないが、文字は2回通るものもある。
「ク」から読み始めてみよう。
そして、「ク」「ロ」のどちらも2回読むことになるよ。
ひとふで書きになっても意味がない文章なら、別の読み方をさがそう。
「ク」「ロ」と読み始めると、「クロノフタジクハシロ」と読むことができる。
さあ、これはどういう意味かな?
答えは「C」だ。