「驚くべきことに犯人は私のよく知る人物だ。
彼の父親の一人息子の嫁には、ただ1人の兄弟姉妹である独身の姉がいるのだが、その母のただ一人の孫の父が私なのだから…」
さて、犯人はこの刑事にとって、どのような関係の人物だろうか。
ひらがな4文字で答えよう。
関係図を刑事の言葉を元に描いてみよう。
うまくいけば、すぐにわかる。
「彼の父」の「妻」の「一人息子」とは誰か。
ヒント2の答は「彼」。
では、その「彼」の「嫁」の「ただ1人の兄弟姉妹である独身の姉」の「母」とは誰か。
ヒント3の答は「彼の妻の母」。
そう「孫」の「父親」となると、妻の姉は結婚していないから子はいないようだ。
ということは、「彼」の「妻」の子の父親が、「私」になる。
ああ、ややこしい。
つまり「彼」は「私」なのだ。
答えは「ほんにん」だ。